沖縄市議会 > 2022-07-05 >
07月05日-06号

  • "有効性"(/)
ツイート シェア
  1. 沖縄市議会 2022-07-05
    07月05日-06号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第421回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第421回                                 ││                                      ││           令和4年7月5日(火)午前10時開議            ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 6 号                 令和4年7月5日(火)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (29名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    21 番 新 屋   勝 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    22 番 金 城 由 美 議員  7 番 屋富祖   功 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    24 番 新 里 治 利 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    25 番 高 橋   真 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    26 番 阿多利   修 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    27 番 伊 佐   強 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    30 番 前 宮 美津子 議員 15 番 上 地   崇 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       我 謝 勝 俊 副市長      與那嶺 克 枝    総務部次長      森 山 雅 人 副市長      平 田 嗣 巳    企画部長兼      山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     平 安   栄    上下水道部長     新 里 智 昭 健康福祉部長兼  仲宗根   勲    消防長        知 念 順 一 福祉事務所長 こどものまち   與那嶺 智 才    教育長        比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育部長       島 袋 秀 明 建設部長     比 嘉 直 樹    指導部長       多和田   勝 建設部参事    川 満 輝 繁    教育総務課長     内 間 三千代 上下水道局長   仲 本 兼 章     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     仲宗根   剛    議事課長       金 城 優 一 事務局次長兼   島 袋 勝 博    議事課長補佐     喜屋武 千鶴子 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数28名でございます。町田裕介議員から遅刻の届出が出ております。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時02分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日は、議事日程第6号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 おはようございます。今期最後の一般質問をさせていただきます。桑江市長3期目の当選おめでとうございます。選挙は大変だったと思いますが、選挙後、今回初の定例会でございますが、しっかり地に足をつけて3期目を運営していかれるものだと期待しております。そしてまた平田副市長、就任おめでとうございます。平田副市長におかれましては、ずっと議会事務局長として、本員が議員になったときから、いろいろ温かく御指導をいただき、また、議会人としてすばらしい実績を持たれて、現在副市長になったという、何か複雑な気持ちもあります。ずっと我々を支えていただいたのが、ちょっと対岸に座っているのだという何か複雑な気持ちもありますけれども、これからまた市政発展のためにぜひ御尽力をいただきたいと思います。今定例会で誰も触れていないのですが、與那嶺克枝副市長は7月8日で任期満了ということらしいです。大変お疲れさまでございました。與那嶺副市長におかれましても、長年議会人として、議員として、また副議長まで務められた実績があります。議会を全て知り尽くしたお二人が副市長にいるということは、桑江市長の議会に対する敬意と、議会対策はばっちりだということなのかと、桑江市長いかがでしょうか。通告ではないので、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 7ページです。質問事項1.総務行政について。質問の要旨(1)市税納付についてお伺いします。①アプリ決済についてお伺いします。去年、1年前の6月定例会で全く同じお話をさせていただきましたが、本員もアプリ決済軽自動車税を納付させていただきました。するとまた同じように納税証明書が必要だということで、結局窓口に行ったと。アプリ決済の意味がないのではないかとお話をさせていただいたのですが、今回はどうしようと思いましたが、もう一度お伺いさせていただきます。ア.アプリ決済の現状と、前年度から行っていますが、この実績をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えさせていただきます。 市税納付について、アプリ決済について伺うということですが、令和3年4月からスマートフォンなどのアプリを利用して市税等の納付ができるアプリ決済サービスを導入しておりますが、令和4年度における軽自動車税に係るアプリ決済利用者数は、令和4年5月末現在、現年度・過年度分合わせて1,050件となっております。これは250cc以下の原動機付自転車及び軽自動車も含まれております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 1,050台、アプリ決済で納税しているということなのですが、アプリ決済での金額は幾らぐらいになっていますか。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 収納額についてでございますが、令和4年度における軽自動車税の収納額につきましては、令和4年5月末現在、現年度・過年度分合わせて797万6,000円となっております。先ほど答弁の中で、最終のほうで「軽自動車」と言ったところは「軽二輪車」ということで訂正方をよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 800万円近くですか、アプリで市民は納税しているということです。次に行きます。 質問の要旨(1)①イ.このアプリでお支払いする人が増えているわけです。アプリ決済もできるようになったのですけれども、今後このアプリ決済をどんどん進めていくのか、それともまた日本銀行券で、窓口で、コンビニで納付してというのに力を入れていくのか、その辺が見えないものですから、今後についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 いつでもどこでも簡単に支払いができるアプリ決済を多くの市民が手軽に利用できる環境を整えることとともに、窓口における証明書申請に係る手続を簡素化することで、利用者の負担軽減に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ということは、アプリ決済をどんどん進めていくというふうに捉えてもいいのかという答弁だと思います。 質問の要旨(1)①ウ.軽自動車税納税証明書についてお伺いします。790万円余り、車検が必要な軽自動車とか、単純計算で2年に1回、半分ぐらいが車検を受けないといけないわけです。半分ぐらいがアプリ決済で払うと車検の際には納税証明書が必要なのです。納税証明書を今後どうしていくのか。その辺をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 軽自動車税の支払いにアプリ決済を利用した場合、領収書等がないため軽自動車の車検時に必要な継続検査用証明書の発行が必要となり、車検時等には窓口に来庁していただき、申請していただく必要がございます。しかし、令和5年1月からシステムの導入により、各種申請手続と税及び手数料の納付確認を一括して行えるようになります。これから電子システムを利用することで、窓口での証明書申請手続を省略することから、利用者の負担軽減につながるものと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員
    稲嶺隆之議員 令和5年1月からは納税証明書も必要なくなるということです。去年お話をさせていただいたのは、出納印というのですか、収納印を押してもらえれば、別に納税証明書も必要ないし、窓口での職員の納税証明書の発行負担もなくなるので、そのほうがいいのではないかというお話をさせていただいたのですが、どちらも必要なくなるということですので、来年5月にはまたきっちりアプリで決済して、そのまま車検が受けられるということです。ありがとうございます。 次に行きます。質問の要旨(2)喫煙場所について。いろいろ議会の中でも喫煙場所の件、健康の観点からとか、市税の観点からとか、第一種何とかかんとかとか、いろいろ議論されています。①設置意思を伺う。作る気があるのかないのかだけ、そこからスタートしないとまず議論にならないのではないか。あるのかないのかだけお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 宮城 浩議員の代表質問とかぶるかと思いますが、令和元年7月より望まない受動喫煙の防止を図るため、健康増進法が改正され、第一種施設である学校や病院、市役所庁舎を含む行政機関などにつきましては、原則敷地内禁煙の対象となっております。そのため同7月より本庁舎の敷地内禁煙を実施しておりますが、屋外分煙施設を設置するには特定屋外喫煙場所としての要件を満たす必要がございます。そのようなことも踏まえまして、現在、庁内で検討しているところでございますので、まだしばらく御猶予をいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 長い答弁ありがとうございます。休憩をお願いします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時13分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時14分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 長い答弁ありがとうございます。これ以上何と言っていいか分からないのですが、次に行きます。 質問事項2.経済文化行政についてお伺いいたします。質問の要旨(1)沖縄全島エイサーまつりについて。①第67回沖縄全島エイサーまつりについてお伺いします。3年ぶりに祭りが行われるということで、本員も含め、多くの市民が楽しみにしていることは間違いありません。しかし、3年ぶりですので、どのような祭りができるのか、コロナ禍の中ではどのような祭りができるのかというのが少しイメージできなくてお伺いしたいと思います。3年前までのすごいビックイベントで、大きな祭りだったのですが、そのような祭りなのか、どのような形で行っていくのか。ア.祭りの内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 多くの市民、県民が期待を寄せております第67回沖縄全島エイサーまつりにつきましては、会場をコザ運動公園陸上競技場とし、令和4年8月20日土曜日に第44回沖縄市青年まつり、8月21日の日曜日に本祭の計2日間開催いたします。例年金曜日に行われております道ジュネーにつきましては、沖縄市青年団協議会及び市内青年会との意見交換を行い、その中で対応ができないとの意見がございましたので、実行委員会において中止を決定いたしました。また、令和4年2月にオリオンビアフェストの中止が決定しておりますが、例年会場となっていたサブグラウンドにつきましては、沖縄市観光物産振興協会と調整し、観客の皆様に楽しんでいただけるように活用を検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 再質問をさせていただきます。 土日に行われるということですので、金曜日がなくなり、そして今、答弁がありましたビアフェストもなくなるということで、ある意味、規模は縮小になっています。あと観客とか、出演団体とか、祭りの時間とか、その辺の縮小とか、そういうのがあるのか、今どのような祭りができるのか、イメージが湧かないのです。本当に3年前と同じような感じでできるのか、その辺の内容、観客の入れ具合とか、芝生席も全部入れるのか、出演団体も同じなのか、演舞時間も一緒なのか、午後3時から午後9時までやるのか、花火はあるのかとか、そういうことを具体的に教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 基本的には例年と同様の開催を行う予定でございます。出演団体数は令和元年度と同様に、1日当たり14団体の出演を想定して募集を行っているところでございます。また1団体当たりの出演時間につきましても、例年どおり20分程度の演舞時間を想定しております。また、祭りの開始時刻につきましては、例年同様、15時開始、21時終了を予定しているところでございます。また、花火につきましても、プログラムの最後に花火とレーザーショーを予定しておりまして、それと出店数につきましては、現在、沖縄市観光物産振興協会と調整をしているところでございます。また、スタンド席につきましては、例年と同様、席を空けずに販売を予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 次、質問の要旨(1)①イに行きます。3年前と同じような観客動員が見込まれますし、もしかすると久しぶりで増えるかもしれないと。ここでイメージできると思うのですが、あの祭り会場というのは、感染対策は難しいのではないかと思っています。イ.ある程度の感染対策は考えられていると思いますので、その辺をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 第67回沖縄全島エイサーまつりの感染対策につきましては、演舞場周辺の無料席及び有料スタンド席ともに、入場の際の検温と手指消毒を行うとともに、祭り終了後のスタンド席やトイレの清掃実施も予定しております。また、観客の皆様にはイベントの参加前からの体温等、体調管理、前日から当日にかけて体調不良の際の不参加、マスク着用、手指消毒等、個人で実施できる最低限の感染対策を当日会場放送も活用し、呼びかける予定でございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ぜひ感染対策もしながら、3年前に戻れればいいなと。あのような雰囲気をまた味わいたいと思っていますので、ぜひ対策も踏まえながら、いい祭りにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次、質問の要旨(2)水産業振興対策補助金について伺います。これは施政方針の25ページに「水産業の振興につきましては、小中学生を対象とした水産教室等を開催するとともに、漁家経営の安定化に向け、浮漁礁の設置や漁船装備品の近代化等を支援します」という文言が、ここ近年ずっと同じような文言で施政方針にうたわれています。それで予算・決算資料などでちょくちょく出てきはするのですが、それを見ても当初予算額もほぼ毎年同じ金額、決算額もほぼほぼ同じ額で推移してきているのですが、その内容を細かく聞いていきたいと思います。①補助事業内容はどのようなものなのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 水産業振興対策事業は、補助対象に応じて3つに区分しております。それぞれ主な内容として、1つ目に漁網や漁具、浮魚礁等の購入に対し、補助する水産業振興事業、2つ目に漁船の大型化や安全性能の向上に図る装備品購入に対して補助する水産業近代化促進事業、3つ目に養殖や水産資源回復のためのウニ等の種苗の購入に対して補助する養殖推進事業がございます。補助率につきましては、沖縄市漁業協同組合に対しましては、購入額の2分の1、最大500万円までとなっております。また、市内に住所を有する漁協組合員個人につきましては、購入額の5分の1、最大200万円までとなっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 質問の要旨(2)②補助実績をお伺いします。ア.何件ぐらいの補助をしているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和3年度の補助実績につきましては、申請件数が15件ございました。その中で主な補助内容につきましては、漁具等への補助が9件、浮魚礁への補助が2件、漁船の装備への補助が3件、漁協設備、冷凍庫への補助が1件となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 トータル15件ということなのですが、質問の要旨(2)②イ.1件当たりの金額。この補助に対してどのような金額になっているのか、お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和3年度の実績では、合計で519万5,500円の補助額となっております。内訳といたしましては、浮魚礁への補助が平均で約100万円となっており、漁具類への補助の平均が約11万円となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 これまでの補助実績があるわけですが、先ほど申し上げましたように、毎年同じような金額ということです。 質問の要旨(2)③費用対効果の検証はどのように行われているのか、お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 費用対効果の検証についてお答えいたします。 補助事業に対する費用対効果につきましては、天候や漁場の状況、出港状況などの様々な要因により、漁獲量等が変動するため、一概に算出することは難しいのが実情となっております。本市としましては、今後も引き続き沖縄市漁業協同組合等の御意見を伺いながら、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 いろいろ検証は難しいということです。要請があったりすれば金額が上がることもあるし、例えば何かが必要であれば、また別の補助もしていかないといけないと。老朽化していくと何かを直さないといけないという場合に、要求があればどんどん上がるのか、また、なければどんどん下げていくのか、同じように500万円台の決算なのです。 質問の要旨(2)④今後の方針をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市の第5次総合計画にうたわれております持続可能な水産業の振興を実現するためには、漁業の担い手の育成や水産資源の減少等、様々な課題がございます。本市といたしましては、そのような課題に対し、沖縄市漁業協同組合等関係機関と連携を図りながら、今後も収益性を高める取組や担い手を育成する取組、水産資源の保全の取組等を継続して支援してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 それでは次に行きたいと思います。質問の要旨(3)eスポーツについてお伺いします。これまでもいろいろeスポーツの調査などもされていると思いますし、民間の方も本市でいろいろやりたいという声もありまして、経済文化部のほうにはいろいろなお話があるかと思われます。本員も1月後半でしたか、那覇市のほうで優勝賞金が100万円出るというeスポーツの大きい大会を視察させていただきました。 その辺も踏まえて、①本市の調査はどのように行っているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 eスポーツについてお答えいたします。 今年の1月29、30日にロワジールホテル那覇で「eスポーツバトルin沖縄2022」が開催され、約200人が3種目に参加されていたとのことでございます。ロワジールホテル沖縄eスポーツの大会開催も考慮し、超高速で安定したインターネット専用回線を導入していると伺っております。本市も令和3年度に策定いたしました第2次沖縄市観光振興基本計画において、eスポーツに関するイベントの誘致等に向けた取組について、地域と連携して推進することとしておりますので、関係者と連携を図りつつ取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。今、部長のほうから超高速回線という言葉が出ました。 質問の要旨(3)②本市の回線速度について。例えば沖縄アリーナとか、音市場とか、専門家の話によると、今、超高速回線がないとオンライン同士では話にならないと。絶対沖縄にいては勝負にならない。沖縄から優勝することは無理だろうとおっしゃっていました。一緒に同じ場所でやればいい対戦ができるということなのですが、オンラインでやるには超高速回線が必要だということなのです。沖縄アリーナも含め、本市の回線速度についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 eスポーツの大会においての回線速度につきましては、eスポーツ関係者に確認いたしましたところ、応答速度を表すping(ピング)値という値が重要であり、数値が低ければ低いほど通信環境がよいとのことでございました。ping値はネット回線の周囲や使用する場所、状況等で、またオンラインでの大会側と参加者側のネット回線の状況により左右されるとのことでございます。eスポーツの環境整備につきましては、今後eスポーツ関係者等の意見を踏まえ、調査研究をしてまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ぜひ音市場とか、沖縄アリーナで大きい大会を本市で開けたらかなり盛り上がるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。 次、質問事項3.市民行政について。質問の要旨(1)火葬場整備についてお伺いします。①は代表質問でも何度か答弁をいただいているので、割愛させていただきます。 ②早期供用開始に向けて市長の意気込みをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 人生の終えんにおいて誰もが利用する火葬場につきましては、地域社会にとって欠くことのできない施設であり、市民から新しい火葬場の整備を望む声が多く寄せられております。快適で住みよいまちの形成に向け、施政方針の誰もが安心できる「暮らし」を支える沖縄市に掲げられております新たな火葬場の早期整備に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。次に行きます。 質問事項4.建設行政についてお伺いします。質問の要旨(1)公園行政についてです。①アーバンスポーツパークについてお伺いします。このアーバンスポーツパークというのは最近使われるようになった言葉かと思うのですが、以前はスケートパークという形で何度か質問をさせていただいています。一番初めは美里公園にいる高校生たちの声で、六、七年前のことだと思うのですが、うるま市まで行かないとできないと。親も送迎が大変だと、沖縄市にあったらいいねということから質問をさせていただきました。その次には東京オリンピックの正式種目になるという話が出たときに、これは今から需要が増えるのではないかと、本市にあってもいいのではないかという質問をさせていただいて、街区公園はうるさくて駄目だとか、近隣公園も駄目だとかということだったのですが、今回整備するということになった方針転換もありますので、そのアーバンスポーツパークの内容を詳しく教えていただきたいと思いますので、お願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 アーバンスポーツパークの整備につきましては、東京2020オリンピックで、アーバンスポーツが大きな注目を集めたことや、市内に存分にスケートボードができる環境がほとんどなかったこと。市議会等で度々スケートボード場整備の一般質問があった状況などを踏まえまして、整備地の検討を進めてまいりました。令和4年3月にコザ運動公園内の未利用地でございますサッカー場跡地に隣接する諸見里高架橋下の土地につきまして、管理者であるネクスコ西日本沖縄事務所より、占用申請をお受けする見通しであるという回答がございましたので、令和4年度において基本計画を策定するに至っております。本事業のスケジュールといたしましては、今年度に基本計画を策定し、令和5年度に基本・実施設計、令和6年度に工事着手、令和7年度に供用開始を目指しております。しかしながら、ネクスコ西日本沖縄事務所より諸見里高架橋につきましては、耐震性能の診断中でございまして、令和4年9月頃に耐震工事の要否が判明すると説明を受けており、耐震工事が必要となった場合には、耐震補強工事の完了を待ってから着工することとなる見通しでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 早かれ遅かれできるということではあるのですが、報道、新聞でなのですが、宜野湾市も共同利用地ですか、そこに造るという話がありました。規模とかが分からないものですから、全く宜野湾市と同じものができたらどうなるのだろうと思ったりしたものですから、その辺も調査いただいて、全く違うもの、向こうより大きいもの、優れたものがやはり求められると思うのです。その辺はどのようにお考えでしょうか、お願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 宜野湾市が整備を予定しておりますスケートボード場につきましては、現時点の計画では20メートル掛ける30メートルの約600平方メートルの敷地をコンクリート舗装の上、既製品のセクションを設置するスケートボード場として、今年度中の開場を目指しており、無料開放すると伺っております。本市のアーバンスポーツパークにつきましては、他市町村のスケートボード場の現状を踏まえ、おっしゃるように、特色ある施設整備を目指してまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 造るからにはよそにない一番いいものにしていただきたいと思います。次に行きます。 質問の要旨(1)②公園遊具についてお伺いします。代表質問で、宮城議員から公園遊具の暑さ対策と静電気の件がありました。静電気の質問は細かく答弁をいただいたのですが、暑さ対策について、鉄製の遊具はどうしても熱くて触れないぐらいです。最近のものは強化プラスチックというのですか、プラスチック製のようなものが多いので、まだ鉄のものも残っているので熱いという話が出るものですから、今後遊具の更新といいますか、新しくしていく計画はどのようになっているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 公園遊具の更新につきましては、長寿命化計画において、部材の劣化や亀裂等の状況により、安全性等に課題のある遊具について、順次更新を行っており、遊具の選定に当たっては、部材の強度や耐久性、経済性等に優れた遊具を選定しているところです。また、夏の強い日差しでの高温によるやけどや、冬場の静電気などの対策を要する遊具については、現在、静電気除去シートや看板設置による注意喚起を行っておりますが、遊具更新の際には、暑さや静電気の軽減につながる材質についても調査を行い、遊具を選定してまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。次に行きます。 通告書8ページです。質問事項5.令和4年度施政方針について。質問の要旨(1)沖縄アリーナを活かしたまちについてお伺いします。①アリーナイベント時の回遊調査についてお伺いします。 これまでもいろいろな調査はされてきたと思うのですが、琉球ゴールデンキングスのシーズンが終わり、有名歌手のコンサートが次々と行われております。本員はコンサートには行っていないのですが、その周りを通ったときに、どんな市民が入るのだろうと。道も渋滞するぐらいすごいイベントなんだと。DREAMS COME TRUE、あいみょん、そのときに夜、見させていただいたのですが、沖縄アリーナに訪れた何千人、もしかすると1万人のお客さんがいらっしゃったのかと。そのときにどのような調査ができているのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄アリーナからのまちへの回遊につきましては、令和3年度に実施いたしました観光統計調査業務におきまして、携帯GPSを活用した調査を行っております。具体的には沖縄アリーナでイベントが開催された際に、沖縄アリーナを訪れた方のうち、本市の中心市街地でございます一番街、中の町に滞在した方の割合を調査しております。調査結果といたしましては、沖縄アリーナを訪れた方のうち、一番街、中の町に60分以上滞在した方の割合は約10%となっております。今後につきましては、統計調査を引き続き実施するとともに、地域との連携の下、沖縄アリーナと連動したイベントやプロモーションの実施など、まちへの回遊性向上に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 向こうで見ていたら、環状線、お迎えの車というのですか、お迎えの車で大混雑といいますか、すごい列が両サイドにありました。この方々はもしかすると近隣の市民かもしれませんし、コンサートに行ったら帰りはお父さん迎えに来てねみたいな感じの方が相当多かったのです。シャトルバスで帰る方もいらっしゃいました。歩いていく人たちも見えるのですが、もしかするとどこかに車を停めているのかもしれない。この方々のサンプル、1割とまではいいませんが、まず市民なのか、市外の県民なのか、観光客なのか、その人たちはどこから来て、その後どこに行っているのかという調査はある程度は必要かと。どうしてもまちの活性化につなげるのが難しいのであれば、町がそこに行くのか。それともイベント前に何かを仕掛けて、アリーナに行く前にまちによってもらうとか、その調査が分かればいろいろな対策が打てると思うんです。必ずしもその後に9時、10時から流れるのではなくて、その前にランチをまちでとってもらいながら、そこで行われるコンサートに関連したイベントが昼間にあればとか、そういうのをもうちょっと踏まえて調査していただきたいと思いますので、お願いいたします。 次、最後に行きます。質問の要旨(2)ゼロカーボンシティの実現について。これも代表質問からなのですが、ゼロカーボンシティの実現についてということで、いろいろ議論されていました。①具体的な取組をお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 ゼロカーボンシティの実現に向けては、行政はもとより、市民、事業者が日常生活や事業活動を営む上で、環境負荷の低減を実施することが重要であることから、これまでに太陽光発電システムやCO2冷媒ヒートポンプ給湯器への省エネ機器設置に対する補助金交付を行っております。また、エコドライブやグリーンカーテンなどの環境配慮に関する周知について、広報紙やホームページ等で行うとともに、省エネに関する情報を掲載したおきなわし節エネガイドを全世帯に配布し、普及啓発に取り組んでいます。今後はこれまで本市が実施してきた温暖化対策の着実な推進とともに、公用車のゼロカーボンドライブの推進や公共施設への太陽光発電の導入など、全庁的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 今、答弁の中からゼロカーボンドライブとか、太陽光発電設備を進めていくような答弁だったのですが、ゼロカーボンドライブというのは、どのように進めていくのか、計画を教えていただきたいです。公用車はどんどんエコカーに替えていくという計画だと思うのですが、例えば特別職が乗られている車、プリウスとか、そういうものだったり、どなたが乗られているか分かりませんが、燃費の悪そうな特殊な車もあるのです。それを替えていくのか、いつ替えるのかとか、普通の公用車、軽自動車を電気自動車に替えていくのかとか、そういう計画があれば教えていただきたいです。公共施設は以前から太陽光発電に替えていくような話もありますけれども、その計画も具体的にあればお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 既存公共施設への太陽光発電設備の導入につきましては、令和5年度に導入可能性調査を予定しており、効果的な公共施設の温室効果ガス排出量の削減に向け、太陽光発電設備や省エネ機器の導入を計画的に進めてまいります。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 おはようございます。稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 学校教育施設におけるゼロカーボンシティの取組といたしまして、児童生徒へ自然エネルギーの活用など、環境教育も含め、校舎の建て替えを機に、小学校8校、中学校2校に太陽光発電設備の設置を行ってまいりました。今後も環境に配慮した施設整備に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 ゼロカーボンドライブの導入計画についてお答えいたします。 ゼロカーボンドライブとは、太陽光や風力など、再生可能エネルギーを使って発電した電力と、電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池自動車を活用した走行時のCO2排出量がゼロのドライブのことでございます。本市ではゼロカーボンドライブを目指して、公用車の買い替えのタイミングで電気自動車を購入しております。買い替え時の廃車基準は共用車廃車基準に基づき10年以上経過している。走行距離が10万キロメートルを超えるとき、修理の頻度などを勘案して決定しております。令和3年度は電気自動車の乗用車を1台購入し、令和4年度も1台の購入を予定しております。維持費や操作性、利便性を確認しながら、今後は電気駆動等による軽自動車の導入も進めていきたいと考えております。また、再生可能エネルギーの導入につきましては、手法の調査、研究を行っているところでございます。早期にできるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございました。これで本員の一般質問を終わらせていただきます。また9月に、ここで質問に立てるように頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で稲嶺隆之議員の一般質問を終わります。 金城由美議員。 ◆金城由美議員 桑江市長をはじめ、当局の皆様方、おはようございます。桑江市長におかれましては、3期目当選いたしまして、本員も心からうれしく思っております。また、市長が4年間沖縄市の誇りとする市長として、すばらしく沖縄市の築きをしていただけるということで、本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。與那嶺副市長、本員が議員になって與那嶺副市長にはいろいろな御指導をいただきまして、思い出がいっぱいあります。最初の頃、質問もないから一般質問を出さないでおこうかと相談したら、「何言っている、あんた。市民から負託を受けたあなたは責任があるのよ。なくても必ず探してきなさい。休んだら駄目よ」と。これを肝に銘じてしっかり質問をさせていただきました。これが今となったら、本員の大きな支えとなっております。しかしまた、副市長になってから、「ちょっと来て、一般質問出すの」と。「出しますよ」と。「ああ、そう」と。立場が変わればということで、与えられた業務に徹している副市長の姿を見ながら、本員も頑張ってまいりました。また長い期間、沖縄市で議員として、また副市長として築き上げたいろいろなノウハウを市民の方々、そしてひとり親の貧困で非常に苦しんでいる方々にまた温かい手を変わらず差し伸べていただければ非常にありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。お疲れさまです。では平田副市長、これからも議会事務局長のときのように、議員に対して威厳を持った指導をぜひまた変わらず、よろしくお願いいたします。少しだけ所見を述べさせていただきます。 去る5月25日、私たちの沖縄県知事、玉城デニー知事が米軍基地問題に関する会議の冒頭での知事の「ゼレンスキーです。よろしくお願いいたします」と発言したことに対して、その発言の直後に、「冗談です」と打ち消したこと。そして不用意だったと謝罪したこと。本員は沖縄県を代表する知事がそういうことでいいのか、ウクライナの戦争で約1万人以上、ロシアの兵士も合わせたら3万、4万人ときかないはずです。また、小さな乳飲み子の子供がテレビに出て、亡くなって、その子供を抱えているお母さん。そういう大勢の方々が犠牲になっている。亡くなっている。学校も攻撃された。保育園も攻撃された。毎日、毎日ニュースを見て、何を感じているのか。小さい子供たちでも分かっているのです。大変だね、苦しいね、あっちの国大変だねと。それを県民を代表する知事がよくもおもしろおかしく、本員にとってはおもしろおかしくとしか思えないのです。その発言ができるのか。私たち沖縄県の代表がこのような節度を超えた発言を、本員は看過できないのです。その後7月1日、沖縄振興特別交付金2022年のソフト交付金が10億1,892万円ですか、手続のミスで目減りすることになったのです。そこでまた県の総務部長が謝罪。6月27日には玉城デニー知事、コロナの濃厚接触者にも関わらず、議会に55分出席しているのです。PCR検査でその後陽性になりました。本員が言いたいのは、「ゼレンスキーです」の発言。これは謝罪しました。国庫支出金のミスも謝罪いたしました。濃厚接触者にも関わらず行動したことも謝罪いたしました。その行動全てが日頃からの危機管理の薄さと、本員からしたら危機管理能力のなさだと思っております。どの組織でもトップたるものは、危機管理を常に持って行動し、周囲にいろんな意味で自分の模範を示す。それがトップの代表だと本員は思っております。そこで次期9月に県知事選もあります。県民が確かな判断を下さることを望みます。 では議席番号22番、一志会、金城由美、一般質問に入らせていただきます。 質問事項1.大里地域農道管理について。質問の要旨(1)大里地域の農道の維持管理について。 本員も何度も何度も大里の農道の維持管理について、農道土地改良区の維持管理について何度も質問をさせてもらったのですが、今回は場所が違うのです。上のほうです。城北マンションのところ、あそこ一帯がまだ農道なのです。2丁目付近です。 ①2丁目付近維持管理はどのように行っているか伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 金城由美議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄市大里2丁目地内城北マンション近くにございます農道桃原11号線の集水ますから水があふれていることにつきましては、昨年7月から当該集水ます近くの高台で宅地造成が行われており、工事現場の土砂や砕石が集水ますへ流入しているのを確認いたしましたので、今年2月に工事業者に対して集水ますの清掃を求めております。今年5月にも当該集水ます内の土砂堆積の除去作業を行ったところでございますが、放流先の管路の詰まりが原因と思われる滞水が発生しており、現在も集水ますから水があふれ出ている状況となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。あの地域は地すべり地域に指定されているのです。当たり前のように、地すべりですから勾配があって、土砂が流れやすいような形状になっているのですが、そこで年中水がたまって、また路肩もない、側溝もないものですから、生活するためにこの方々は非常に嫌な思いをして、あの辺は建築物件も出てきているものですから、先ほど部長がおっしゃったように、集水ますにたまってなかなかきれいに流れない。そういう状況が続いているのですけれども、これからもまた雨とか、雨季のときとか、工事現場が発生した場合、そういう状況になる可能性も多々あると思います。 質問の要旨(1)②今後の雨水処理等の方法について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、集水ますの滞水解消に向けて現地調査を行っており、滞水の原因が判明した場合には、速やかに対応を行います。また集水ます近くの高台で住宅建設を行っている工事業者に対しましては、工事現場から当該集水ますに土砂が流れ出ないよう対策を求めております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 この処理の対応の仕方はいたちごっこかと思うのです。それがなかなか解決されないのは、道路の整備もそうですけれども、側溝が許容範囲を超えている。現実的に許容できない状況なのです。建築は始まりますし、建物は建っていきますし、側溝は小さいですし、それをきれいに処理できない状況だと思うのです。 質問の要旨(1)③今後の維持管理方法について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 今後の農道の維持管理につきましては、定期的に巡回を行い、大雨が予想される場合には、過去に冠水を確認した箇所を重点的に見回り、道路側溝内で土砂堆積が確認された場合には、速やかに清掃を実施し、地元自治会等と連携を図りながら、適切な農道管理に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 土地改良区もそうですけれども、今の2丁目もそうなのですが、そういうふうにしか維持管理はできない状況だと思うのですけれども、早めにこの農道も市道に移管できるような対策とかを考えていただけたらよろしいかと思うのですけれども、まだまだ名義が個人名義もありまして、それは厳しいとおっしゃっていましたけれども、それは分かるのですが、それをきれいに町並みを整えるためには、その作業をやるべきではないかと思っているのですが、それを今後またよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時59分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時09分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 金城由美議員。 ◆金城由美議員 続きまして、質問事項2.令和4年度施政方針について。質問の要旨(1)P15.ひとり親家庭の支援についてです。令和4年度の施政方針で、資格等についての事業が増えていることを本員は非常に喜ばしく思っております。資格は身を助けますし、その本人の自信にもなりますし、非常に大事かと以前からいろいろ話をさせてもらったのですが、非常に喜ばしいことだと思います。①デジタル分野等の資格取得費用の助成の詳細を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 それでは金城由美議員の一般質問にお答えいたします。 ひとり親家庭のデジタル分野の資格取得費用の助成として、まず、ひとり親が就労し、安定した収入を得て自立することを支援するために、訓練中の生活費として、最大で毎月10万円を支給する高等職業訓練促進給付金がございます。令和3年度より対象資格の拡充及び期間の緩和が行われ、6か月以上の訓練期間が必要なWebクリエイターやCAD利用技術者などの民間資格の対象となっております。次にひとり親家庭の母及び父が教育訓練講座を受講し終了した場合に、その経費の6割相当額、上限20万円を支給する自立支援教育訓練給付金がございます。対象となる講座を雇用保険制度が指定する講座だけではなく、地域の実情に応じて指定した講座へも広げ、RPA人材育成などのデジタル分野の資格取得のための費用の一部も支給できるようになっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。
    ◆金城由美議員 自立支援教育訓練給付金なのですが、給付金をいただいて訓練を受けるのも非常にすばらしいことだと思うのですが、それ以上に、それを受けているお父さん、お母さんの姿を見ている子供たちへ大きな教育になると思うのです。それを受講して資格を取ったお父さん、お母さんの自信にもつながります。自信につながるということは、しっかり生活ができるような環境を御自分でつくっていけると思うのです。本員はこの事業は本当にすばらしいと思っております。また、市長が地域の実情に合わせて指定した講座もどんどん広げて、その部分に対しても費用の一部も支給できるような仕組みもつくっていらっしゃるということで、これをどんどん活用して、こういう事業があるということで、告知をどんどんして、すばらしく活用していただきたいと思います。大きな波及効果になると思うのです。子供たちの教育の大きな効果が出てくると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 レインボーハイツは與那嶺副市長と何回も視察に行きました。沖縄市はこうしているということで、いろいろ視察もしてきました。そのレインボーハイツです。質問の要旨(1)②レインボーハイツで、令和元年、2年、3年に自立支援に取り組んだ数を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄市立母子生活支援施設レインボーハイツでは、令和元年度から3年度にかけての入居者は12世帯おり、自立に向けた支援に取り組んでおります。母子生活支援施設への入居理由は様々で、抱える問題も母子ともに多岐にわたります。入居世帯ごとに様々な課題があり、世帯ごとに自立に向けての目標を設定して支援しております。入居後はまず母子が安心して暮らせる場所であると感じてもらえるよう、信頼関係づくりに重きを置き、その後入居世帯が抱えている問題が一つでも解決に近づくよう、個々の課題に向き合い支援を行っております。主な支援内容としましては、児童の預かりや、見守りなどの生活支援、債務整理や家庭管理支援、経済的安定に向けた就労支援、通院同行支援などに取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。レインボーハイツに入居する方々というのは、精神的にも、金銭的にも非常に苦しい問題を抱えている方々だと思うのです。そこでレインボーハイツに入居して、その辺の抱える問題も払拭しながら、自分で自立できる環境をつくるということは非常に本員はありがたいな、すばらしいなと。子供たち、親御さんを助ける場所ですので、もっともっと力を注いでいただきたいと思います。ある団体が県内のこのような施設を何施設か視察してきたということで、本員に報告があったのですが、沖縄市のレインボーハイツが非常にすばらしいと。環境もそうですし、建物の環境もそうですし、立地状況もそうですし、何と言ってもそこで携わっている職員の方々が明るくてすばらしいということで、お褒めの言葉をいただきましたので、御報告いたします。また、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)P24.就労支援について。①子育て世代や障がい者等に対する就労相談、職業紹介などになぜミスマッチが起こるのか伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 雇用のミスマッチとは一般的に求職者側と企業側のニーズが合わず、失業が発生している状態を言います。雇用のミスマッチが生じる主な原因といたしましては、求人に占める非正規雇用の割合の高さ、企業側と求職者側の双方が希望する職種や、雇用形態への不一致や、求職者の能力、資格面が企業側の要求水準を満たさないことなどが挙げられます。また、企業側の開示している情報量が少ないことや、求職者側の履歴や経歴の情報を十分に得ることができない場合は、適正な業務内容などのギャップの大きさから早期離職につながるおそれもあるため、就労相談などにおいて、業務内容及び雇用形態などに対し、適切な情報提供に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 キャリアコンサルタントの方々と面談をして、相談をする場所があると思うのですが、当たり前に雇用する側と雇用される側というのは立ち位置が違いますから、お互いに考えていることに相違はあると思うのです。それ以前の問題で、キャリアコンサルタントの方々が面談の中でのヒアリングが十分なされていない結果が出ているのではないかと思うのですけれども、もう少し踏み込んで、この方に合う仕事はどうなのか、企業側は何を求めているのか、その辺は非常に大事だと思いますから、その辺はいろいろ考えていかないと、改善しないといけない部分ではないかと思うのです。やはり仕事を探している方は本当に仕事がほしいのです。ほしくて来るのですが、それをしっかり受け止めて、もう少し踏み込んで、しっかりヒアリングをして、この方に合った仕事というのはアドバイスできるはずなのです。その辺をやっていただけたら非常にいい形で、雇用する側、雇用される側もいい形で継続した雇用ができると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 質問の要旨(2)②職業体験、職業人講話等はどのように実施するのか伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市では就労等支援事業として、通称ジョブカフェを運営しております。ジョブカフェではキャリアカウンセリングをはじめ、応募書類の作成支援、面接対策、職場体験、各種セミナー等のイベントを実施しております。職場体験につきましては、就業の定着を目的として実施しており、求職者が興味を持った職種や企業の業務について、実際に就業する前に体験する取組でございます。順序といたしましては、職場体験希望者がキャリアコンサルタントによる面談を受け、希望する企業及び職種等を伝えた上で受入れ企業の協力の下、実施をしております。職業人講話につきましては、若年者に対する職業理解を促す目的として、オンラインで実施しておりまして、ウェブデザイナーをはじめ、介護職、公務員など、様々な職種で働く方々を講師に招き、質疑応答も含めた内容となっております。そのほか就労支援の取組といたしましては、合同企業説明会や企業などを訪問するバスツアーを予定しております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 こういう時期ですので、オンラインでやらないといけないのかと思いますが、オンラインではなくて、職業人講話が直に聞けるような、直に触れるような、そういう場所は必要だと思うのですが、その辺をいろいろ考えて工夫して、直接講話する方と目と目を合わせて、こういう仕事だと、こうなんだというのはオンラインでは説得力に欠けると思います。その辺をまたいろいろと考えていただければありがたいですので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(3)P30.住環境の向上についてです。空き家対策事業です。空き家対策推進の第1回の協議会が令和元年12月16日、3年前にありまして、あれから約2年半になろうとしていますが、なかなか厳しい事業だと思うのです。なぜ厳しいかといいますと、空き家というのは、民家の親族間の相続の問題が主だと思うのです。遠方に住んでいるとか、沖縄ではお仏壇をなかなか見る方がいらっしゃらないということで、個人の資産に行政が踏み込んでいくのは非常に厳しい事業だと思うのですけれども、悪戦苦闘しているのは分かりますが、しかし、その中でも改善しないと、対策をしないといけない建物も多々ありますので、それをどうするかが大きな課題だと思います。 ①空き家等の適正管理、利活用等を促進するための啓発活動とはどのような活動か伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 金城由美議員の一般質問にお答えいたします。 空き家の管理は基本的に所有者等の責任により適正に管理することが前提となっていることから、所有者や相続人を対象に、管理責任及び賠償責任に関する事項や、発生予防についてのパンフレットを送付し、適切な管理を促しているところです。また、空き家の利活用につきましては売買、または賃貸を希望する空き家を本市のホームページ等において情報を提供できる空き家バンクの運用に向けて取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 質問の要旨(3)②空き家のまま放置されている主な要因について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 主な要因としては、金銭面のこともあるかと思いますが、そのほかに空き家の相続や、適切な修繕及び管理の方法、また、財産の活用や処分などに所有者等がどのように取り組めばいいのか分からない方も多くいることから放置されているものと考えております。そのため空き家の所有者等が問題解決に向けた第一歩を踏み出していただけるよう、専門的な知識を有する各団体との連携により支援してまいりたいと考えております。具体的には弁護士会や税理士会などの法務関係や、不動産、建築、維持管理に関連する民間事業者及び地域代表としての自治会長会を含む11団体と協定を締結し、連携して空き家所有者等からの相談に対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 いろいろな角度から取り組まないとなかなか前に進まない事業だと思います。弁護士も必要だし、税理士も必要ですし、一番大きいのは自治会だと思うのです。自治会の方々が空き家の状況とか、空き家の所有者とかが分かると思います。なぜ放置されているか、その辺も自治会でしたら分かると思いますし、そういういろいろな角度から連携を取って対応をしていただけましたら、ぜひ空き家を利活用できるように、そしてまた町並みがしっかり整うような事業をなさっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)P28.東部海浜開発地区「潮乃森」について。①埋め立てが完全に終了するのはいつか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 おはようございます。金城由美議員の一般質問にお答えします。 東部海浜開発地区「潮乃森」の埋立て面積約95ヘクタールのうち、国が行う約86ヘクタールの埋立ての完成時期につきましては、明確に示されておりませんが、部分竣工を含む多目的広場用地周辺など、約60ヘクタールが令和4年度で埋立て完了予定と伺っております。県が行う約9ヘクタールの埋立てにつきましては、これから行うこととなっておりますが、潮乃森全体として約6割がおおむね完成しているところでございます。本市といたしましては、今後も市長を先頭に、地域の皆様や東部海浜開発事業推進協議会並びに東部海浜開発事業推進議員連盟の皆様方のお力添えを賜りながら、早期埋立て工事完成に向け、引き続き国や県へ要請活動等を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。国が行う約86ヘクタールにつきましては、60ヘクタールはもう完成しているということで、約70%です。それで県が行う9ヘクタールは全くこれから行うということ。どうしてですか、県知事は。本員はそんなふうにクエスチョンがあるのです。県知事の出身は沖縄市です。なぜ沖縄市のことをないがしろにするのですか。ないがしろにしているとしか本員は思えないのです。もっともっと積極的に、まあ沖縄県のことですから、沖縄県全体を見ないといけないはずなのですが、しかし、沖縄市のほうももっともっと手を加えてやってもらわないと困りますと思っています。 質問の要旨(4)②橋梁工事の完成はいつか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 沖縄県が進めている橋梁工事につきましては、橋桁を支える橋脚や橋台は完成しております。橋桁を乗せる工事は、北側橋梁部の2車線を先行して進めており、令和4年5月末現在、橋長810メートルのうち約310メートルが架設され、令和5年度末に完成すると伺っております。また、南側橋梁の2車線は令和7年度を目標に整備予定と伺っております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。橋も着々と進んで、あそこにどんどん小さい子供たち、家族連れがビーチに行って遊ぶ姿が浮かんでくるのですが、早めにそういうのが実現できるように祈っております。これは橋の仕事も県ですよね。もっと県に積極的に働きかけていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)③用途地域の設定はいつ頃か、民間分譲予定地に住居地域等あるか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 用途地域の指定に関しましては、まず埋立て工事が完了いたしますと、国による埋立て竣工手続が行われます。その後、市において埋立地の行政区域編入手続を経た後に、用途地域の指定の土地計画決定を行うこととなっております。用途地域の指定の時期といたしましては、埋立ての進捗に応じて、順次進めていくこととなります。また民間分譲予定地につきましては、宿泊施設用地や複合施設用地、健康医療施設用地となっており、住居地域はございません。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。住居地域はないということで、それも一つの町並みを整える意味ではよろしいかと思います。すばらしいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)④令和5年度内の供用開始の人工ビーチは現在どのような状況か伺います。副議長も質問なさったと思いますが、すみませんが、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 潮乃森におけるビーチの整備状況といたしましては、沖縄県より護岸などの整備がおおむね完了し、砂浜を整備するための養浜工事が令和3年度末時点で約8割の進捗と伺っております。ビーチの全てを供用開始するためには、埋立て工事や背後地となる海浜緑地などの整備などに時間を要するため、まずは令和5年度末のビーチ部分使用に向け、先に竣工した約19ヘクタールの用地に隣接する箇所での実施について、現在、国と県との調整協議を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 先日の副議長の質問への答弁で、人工ビーチが開放できるのは、当面は日曜日のみの使用ということなのですが、それも工事の進捗に応じてということなのですが、しつこいようですけれども、何回も言いますが、なぜ国と足並みをそろえて県は工事をやらないのですか。県が足かせになって、県がこの工事をストップさせているように見受けられるのですが、本員にしてみれば。ビーチの使用も制限される。その制限される理由は埋立て工事が終わらないから、危険だからということで制限されているということなのですが、市長をはじめ、本員たち議員連盟も共になって、要請は積極的にいきたいと思いますので、ぜひ共に早期実現に向けて、早めに子供たちのためにビーチも開放できるように、小さい子供たち、また大人、家族がそこで楽しく遊んで、すくすくと成長できる場所を早めにつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと東部まつりが10月16日に決定いたしております。施政方針でも花火を打ち上げるということで、市長、ありがとうございます。今年は花火もしっかり打ち上げられるはずですので、また、東部まつりも地域の11自治会もこの前いろいろ会議もいたしました。しっかりやろうということで意思統一しておりますので、東部のみならず、東部海浜開発事業、東部まつりは沖縄市民と県民を、県外からの注目のまつりになっているのです。県外からも観光客がいらっしゃるのです。2年やっておりませんので、今年の10月16日には大々的にまつりをしたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 あと本員のほうにメールが来まして、「FIBAバスケットボールはすごいね」と。そのメールの写真が何と玉城デニー知事が優勝カップを持っている写真が送られてきたのですけれども、「すごいね、知事は」。「いや、すごくないよ」と。それは桑江朝千夫市長が築き上げた、沖縄市が築き上げたものだということで、一応はちゃんとした報告はいたしております。しっかり組織のトップたるもの堂々と仕事ができるような、そして私たち市民が、県民が誇りに思う仕事ができるような、私たちの市長を見習っていただきたい。以上で金城由美の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で金城由美議員の一般質問を終わります。 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 市民の皆様、また市長並びに市当局の皆様、こんにちは。会派公明党、高橋 真でございます。4年間の任期最後の6月定例会となりました。お役に立てるよう頑張ってまいる決意ですので、どうか最後までよろしくお願いいたします。 まずもってではありますけれども、桑江市長、去る4月の沖縄市長選挙におきまして、3期目の当選をされました。御当選おめでとうございます。心よりお喜び申し上げたいと思います。未来を見据えて前向きな議論、提言を積み重ねていく質問をさせていただきたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。 それでは通告書10ページになります。質問事項1.令和4年度施政方針について。質問の要旨(1)誰もが安心できる「暮らし」を支える沖縄市について。施政方針8ページより抜粋となります。①地域の防災力と安全力を高めるため、防災・減災対策の推進について市長の取組方針の御見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。高橋 真議員の一般質問にお答えをいたします。 防災・減災の推進につきましては、市民の生命・財産を守る立場から大変重要な施策であり、行政が行う公助だけではなく、自助、共助の強化も必要であると考えております。自助、共助強化のため自主防災組織の結成促進をはじめ、自主防災組織が行う防災訓練への支援を行ってまいります。加えて災害時において、行政と各地域が連携して災害対応に当たれるよう、各種訓練を実施するなど、自助、共助の輪を広げることで、地域防災力を高め、誰もが安心できる「暮らし」を支える沖縄市の実現に向けて取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 桑江市長、御答弁ありがとうございました。ぜひ地域の防災力と安全力を高めて、いわゆる各種施策を着実に実行して、誰もが安心できる「暮らし」を支える沖縄市の実現に向けて取り組んでいただきたいと考えております。市長の御答弁にもありましたが、本員はここで地域や行政などが行う災害対応に当たれるよう、各種訓練というものに着目をしております。今後の取扱い範囲が広がるドローンの活用について、各論的に提言を交えて質問をさせていただきます。 質問の要旨(1)②無人航空機・ドローンの活用について。ア.防災・減災対策を推進する上で必要性などの見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。高橋 真議員の一般質問にお答えさせていただきます。 大規模災害時における初動体制では、迅速かつ正確な各種情報の収集を行うことに加え、人的な被害が発生した場合には、人命救助に全力を挙げて取り組むことが重要であり、こうした災害対応におけるドローンの活用は非常に有効であると認識しております。そのため本市では消防本部にドローンを配備していただくとともに、災害時におけるドローンの活用を想定し、民間事業者との災害時における相互応援協定を締結させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 おはようございます。高橋 真議員の一般質問にお答えいたします。 災害対応におけるドローンの活用については、大規模災害や土石流災害、平時に発生する火災、捜索、救助や、また特殊災害に対してもドローンの俯瞰的視点からの情報収集は非常に有効と考えております。大規模災害発生時には、災害現場の被害状況を把握するためにドローンを飛行させ、被害状況を俯瞰的に確認し、現場の映像を対策本部へ送信することで、その後の災害対策への有効活用ができること。また消防隊員が災害現場に直接入って状況把握や被災者の捜索を行うことは大変危険を伴うことから、ドローンで上空から監視をすることで、現場の状況把握、要救助者の捜索、安否確認等情報収集活動を迅速に行うことで、被害者や救援者の安全を守ることが非常に有効かつ効果的なものだと認識しております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 総務部長、消防長、御答弁ありがとうございました。それぞれ防災、消防、行政のお立場でドローンの活用はとても有効であるという御見解でありました。本員も同感であります。 続いて、質問の要旨(1)②イ.本市のこれまでの取組実績、現状についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 消防本部のドローン整備ですが、令和2年度にドローン1機を導入し、オペレーター2人を育成しております。ドローンの運用につきましては、令和3年4月に消防署に配備し、運用を開始しております。これまでの実績については、令和3年11月に市の防災訓練で情報収集訓練、令和4年5月には大雨で崩れた現場の状況を確認するために、防災課からの要請により、ドローンを活用した現場状況確認を行っております。今後のオペレーターの育成についてですが、ドローンの活用の機会が増えた場合には、現在の2人での対応が困難となることから、多くの職員が操作可能となるよう、計画的に操縦者の育成を図っていく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 消防長、ありがとうございます。本市では既に導入をし、防災訓練での訓練飛行、また現場出動の実績があるということを確認させていただきました。オペレーター育成も今後計画的に実施していきたいというお考えであるということであります。 続いて、質問の要旨(1)②ウ.認識している課題についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 ドローンの運用についての課題についてですが、まずオペレーターの育成、資格者を増やすこと、また夜間や目視外での飛行ができるように、オペレーターの操縦技術の向上が必要だと考えております。ドローンの機体性能については、風雨の中でも飛ばせる全天候型ドローンの導入や、赤外線カメラ、スピーカー等を装備した見る、探す、広報する機能性の高い機体の導入が今後必要だと考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。 まずこの操縦できる資格者を育成して、具体的に何人体制で、どのようなフォーメーションを組むことが可能なのか。本市の方針計画を明示していく必要があろうかと考えております。また災害や救助の現場では夜間出動も想定されることから、赤外線カメラ、また直接声を届けるスピーカー、または双方向性で現場の音声が受信できる器具など、機能性の高い機体も必要なことは現場のニーズだと本員は考えておりますので、整備する優先順位は高いように伺えます。だからこそ本市として、きちんと計画策定すべきではないかという視点でお伺いいたします。 質問の要旨(1)②エ.オペレーターの育成方針並びに活用する計画を策定する必要はないか見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 今後のオペレーター育成については、運用する隊員として、当面は操縦員3人、安全員3人を育成していき、機体の整備につきましては、消防関係だけではなく、ドローンに関する専門的な意見等も踏まえて、更新計画を策定していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。御答弁にもありましたけれども、専門的な知見も取り入れながら、有効に機能する体制整備を目指していただきたいと考えております。ドローンの取扱いについては、本員なりに留意点があると考えて申し上げたいと思います。まず新規や改正が続いている国の法律や制度に基づく適正な運用ができるよう、情報収集する感度を高めながら、本市がドローンを実装したときの体制をイメージすること。そしてオペレーターなどは多様な担い手と連携しておくことが重要であろうと考えております。つまり消防本部内だけで取組を進めていくのではなく、幅広く情報収集しながら御検討いただきたいわけでありますが、限られた少ない人数のオペレーターが緊急時に事故があって、出動ができない事態が発生することも容易に想定ができます。せっかく機体を整備していても取扱いができなくなる事態だけは回避すべきだと考えております。したがって、消防本部以外でも例えば防災課職員、本庁舎の職員とか、オペレーター育成を図って、現体制より増員して、リスクヘッジをすることは重要ではないかと御提言を申し上げさせていただきたいと思っております。また本員が過去の一般質問でもお尋ねしましたが、機体の導入に続いて、オペレーターは機能的消防団のような組織を編成してでも担えるような取組を進めるべきだと主張させていただきました。先進事例も含めて、調査研究し、ドローンの活用について御検討いただけないでしょうか。 最後です。質問の要旨(1)②オ.今後の方針についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 現在のドローン運用は、消防本部内だけで考えておりましたが、議員から提案のあった関係部局や消防団等での活動も検討を進め、今後も情報収集や、事例調査、民間事業者との連携を進め、ドローンの防災面での活用について幅広く検討してまいります。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 今後とも防災力を高める一助として、ドローンの活用を前に進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時49分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 午前に引き続きよろしくお願いいたします。続きまして、質問の要旨(2)「美ら島おきなわ文化祭2022」と連携。これは施政方針10ページより抜粋しました。①本市のこれまでの取組状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 こんにちは。午後もよろしくお願いいたします。高橋 真議員の一般質問にお答えいたします。 美ら島おきなわ文化祭2022、本市のこれまでの取組状況でございますが、令和4年10月22日から11月27日の37日間で開催されます美ら島おきなわ文化祭2022に向けた本市の取組につきましては、令和3年1月21日に各次長級で構成される沖縄市国民文化祭等推進会議を設置し、庁内各部で実施するイベントの集約を行いました。また、庁内のイベント集約と並行し、令和3年9月8日に沖縄市国民文化祭・障がい者芸術・文化祭実行委員会を設立し、実施イベントについて市内関係団体との調整を進めてまいりました。各所との調整の結果、本市で開催するイベントにつきましては、国民文化祭継続事業2事業及び独自事業12事業の計14事業の開催を決定しております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 経済文化部長、御答弁ありがとうございました。恐らくですが、県内では最多となる独自の14事業をエントリーできているという認識を持っております。このことはいわゆる本市においては、全庁的に推進会議や委員会を立ち上げて積極的に関わってきた本市の努力の成果だと考えておりまして、頑張った本市の取組を本員は高く評価をしております。経済文化部長、本当によく頑張っていただきました。47年に1回と言われている国民文化祭、障害者芸術・文化祭の沖縄県での開催の意義をよく踏まえてくれたと思っておりまして、本当にその取組を本市は進めてくれたのだと考えております。 続いて、質問の要旨(2)②沖縄アリーナを活用した事業についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄アリーナを活用した事業につきましては、令和4年11月12日土曜日に沖縄県主催による沖縄文化発信事業「沖縄音楽フェスティバル」の開催を予定していると伺っております。開催内容といたしましては、沖縄の古典音楽から民謡、現代音楽まで映像やトーク解説も交え、聴衆の一部が三線を演奏し、著名アーティストと共演するなど、参加者に対して沖縄の音楽文化の興味、関心を喚起する学び体験型のイベントを実施する予定であると伺っております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。 桑江市長、今の経済文化部長の答弁を聞かれてどう思われたのでしょうか。県主催の沖縄音楽フェスティバルを開催予定だと伺っております。つまり沖縄県側が、美ら島おきなわ文化祭実行委員会がそのプログラムを沖縄アリーナで開催するのだという予定で伺いました。市民会館大ホールではございません。ということは、沖縄アリーナにとって、沖縄県側が運営主体となる行事を開催するという新しい歴史の1ページを開くことになるのだろうと本員は思いました。つまり過去の本員の一般質問で市長が答弁されていたように、美ら島おきなわ文化祭2022で沖縄アリーナを御活用いただきたいという思いが届いたのだと感じております。この経験は次年度にあるFIBAにつながるものだと感じております。特に今後はSNSと連携したホームページを活用した情報発信などが重要だと考えておりまして、最近本員は美ら島おきなわ文化祭、世界のウチナーンチュ大会、FIBA特設サイトのホームページを見比べています。見比べていると、沖縄県の各市町村と連携した情報発信の役割はとても大きいと感じております。本市が沖縄県と連携して、沖縄アリーナを活用するイベントを実施することは大変重要だと考えております。 続いて、質問の要旨(2)③FIBAを見据えたこれからの沖縄県との連携のあり方についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 こんにちは。高橋 真議員の一般質問にお答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023につきましては、オリンピック出場国を決める世界大会であり、今回は日本、フィリピン、インドネシアのFIBAでも初となる共同開催で、日本を代表した会場として沖縄アリーナが会場となっております。それらを踏まえまして、沖縄市を日本国内のみならず、世界に発信する絶好の機会と考えております。今議会において、市内循環バスのラッピングをはじめ、まちなかや公園等へのぼり旗や横断幕の設置、ノベルティの制作の予算などを計上させていただきました。また、関連部署と連携し、1年前となるイベントも予定しているところでございます。また、今ございました沖縄県との連携につきましては、ボランティアやプロモーション、警備など、全県的な取組の部分を進めるため、県のほうでは開催地支援協議会の立上げを準備していると伺っております。情報発信についても県全体で方向性を持って取り組んでいけるよう、私どもからも働きかけていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 企画部長、答弁ありがとうございました。情報発信については、沖縄県と方向性を持って取り組んでいただけるよう頑張っていただきたいと思います。これからも期待し、応援をしておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)発達の気になる子の支援について。施政方針14ページより質問します。①「関係機関と連携し」と施政方針ではうたっておりますけれども、具体的な取組内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 こんにちは。高橋 真議員の一般質問にお答えいたします。 発達の気になる子については、発達の場が乳幼児健診以外に保育所入所後に把握される場合があります。お子さんの発達について、保護者の気づきや困り感に合わせた支援が行われるよう、主に母子保健係やこども発達支援担当などが連携を取り、親子教室や発達相談、保育巡回相談につなぎ、親子に対し、適切な支援が行われるようにしています。また、保育所等との連携により、発達支援保育や幼稚園、小学校における特別支援教育へのつなぎを行い、関係機関と連携し、切れ目のない支援に取り組んでいるところでございます。さらに、療育が必要な児童については、外部の児童発達支援事業所などへのつなぎも行っております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 こどものまち推進部長、ありがとうございました。答弁のとおり、発達支援の分野で子供の育ちを支えている取組をしっかりやられていることを確認いたしました。 続いて、質問の要旨(3)②未就学児における支援内容について保育園など関係機関との連携についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育所や幼稚園で入所後に気になる子が発見された場合は、保育所等からの要請巡回依頼を受け、巡回相談員が保育所等への相談支援を行います。また、必要に応じて発達検査や保護者への相談も行っております。さらに児童に発達の緩やかさがある場合、児童の発達段階や保護者の気づき、就労状況に応じて親子教室や親子通園きらきら、こども発達支援センター、または民間の療育施設へつなぐとともに、発達支援保育などを勧めるなど、早期支援に努めております。発達相談や親子通園を利用している場合は、保護者の理解を得て情報共有し、保育所等でも適切な支援が行われるよう連携しております。また、外部の療育施設につながった場合は、計画相談員が中心となり、情報共有、連携を行っております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 今回、保育園と関係機関の連携が不十分で親、保育園、計画相談員との調整がうまくいっていない実例が保育現場でありました。これでは集団保育を担う保育園において、発達支援保育、療育へつなげる連携について、保育現場での負担感が増大する懸念が生じると考えております。そして以下、お伺いしたいと思います。 質問の要旨(3)③療育が必要と思われる園児を受け入れている保育園などの支援内容について。ア.近隣市町村と比較した場合、発達支援保育単価の本市の現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 発達支援保育には、加配保育士などの配置が必要であると考えており、発達支援児が入所する保育所等へ本市は発達支援保育事業補助金を交付しております。保育所等に対する支援は、国等からは明確な補助基準額が示されておらず、各市町村において交付税措置されており、その補助方法や基準額は各市町村によって設定されることとなっております。令和4年度における周辺市町村の補助基準額の状況につきましては、発達支援児1人当たりの補助を行っているうるま市が月額12万5,000円、一方、加配する保育士1人当たりの補助を行っている北谷町が月額25万円、北中城村は19万5,000円となっております。また、宜野湾市は加配保育士1人当たりの補助、浦添市は児童1人当たりの補助を実施しておりますが、両市ともに令和3年度に比べ補助を拡充する予定と伺っております。本市におきましては、各クラスに受け入れる発達支援児と加配する保育士の人数に応じた補助を行い、令和3年度と比べ補助を拡充して実施いたします。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。一概にでありますが、周辺市町村と比較をすると、発達支援保育単価には高い低いはあろうかと思います。しかしながら、本市は拡充している現状があり、まずは一歩前進だろうという認識を持っております。 続いて、質問の要旨(3)③イ.情報共有して支援方針を決定している現状であるか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 療育が必要な児童については、発達を促すことを目的として、こども発達支援センターや児童発達支援事業所で療育を受けることを勧めています。療育施設を利用する際には、サービスと利用計画の作成に関わる計画相談員が中心となり、保護者、保育所等と連携を取りながら、保育所と児童発達支援事業所との並行通園を調整していきます。支援方法を決める際は、計画相談員が中心となり、児童に関わる関係者の会議を行い、児童の療育ニーズ、保護者の思い、保育所の協力体制を確認して決定されます。通常はこの関係者の会議にて方針決定ができておりますが、計画相談員と保育所の連携が不十分な場合は、こども発達支援担当職員が間に入って調整する場合がございます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 まさに今回、本員が立ち会ったケースというのがこども発達支援担当職員が間に入って調整が必要なケースだったと認識をしております。もっと早めに連携ができていれば、保育現場での大きなトラブルに発展はしなかったのだろうと悔やんでおります。お互い情報共有がもっとスムーズに早くできたらトラブルは解消されるのではないかと考えております。 それでは質問の要旨(3)③ウ.課題についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 気になる子や障がいが疑われる児童について、保護者よりも先に集団保育を実施している保育所で気づく場合がございます。児童が個別や小集団での療育が必要な場合、保護者への気づきの促しや、早期療育へのつなぎの支援が重要ではありますが、保護者が療育に対して否定的な場合など、保護者の理解や、保育所との情報共有が課題となっております。そのような場合、保護者への継続的な相談ができる体制や、保育所のサポートを巡回相談やこども発達支援センターで実施することも必要だと考えております。また、保育所によっては、保育士不足で発達支援保育の受入れを行っていない園や、療育が必要な児童は受入れが難しいというような園もあり、保育士確保や専門性などに差が生じているなどの課題がございます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 本員も実は今回、現場で見聞して初めて気づく課題でありました。早く手を打って、全体的に同じ問題が発生しないように、考え方を前に進める意味でお尋ねしたいと思います。 質問の要旨(3)③エ.今後の方針についてお伺いいたします。
    小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 療育が必要な児童についても身近な地域で適切な保育が受けられることが重要だと考えておりますので、保育士等の人材確保に向けた支援や、保育所でできる支援方法を学ぶ発達支援研修会の充実を図ります。また、巡回相談やこども発達支援センターが中心となり、気になる子の保育所等での早期発見、支援ができるよう、保育所や計画相談員、民間の児童発達支援事業所等の関係機関との連携、情報共有を行ってまいります。さらに、療育が必要な児童が一貫した切れ目のない支援が受けられるよう、巡回相談で保育所における必要な支援内容が記入される個別の支援計画の作成支援、その支援計画が次の移行先へ適切に引き継がれるようサポートしてまいります。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 本員の質問に真摯に向き合っていただき、また、今後の改善策の方針も御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。これからもぜひ子供たちのためによろしくお願いをいたします。 続きまして、質問の要旨(4)特別支援教育補助者や介助者等の配置について。施政方針16ページより抜粋でございます。これは本員が一般質問で頻繁に取り上げているテーマであります。①これまでの配置実績の総括についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 こんにちは。高橋 真議員の一般質問にお答えいたします。 特別支援教育補助者と介助者の配置状況について、特に特別支援教育補助者に関しては、これまでに要件緩和や勤務形態の拡充に取り組んでおりますが、当初の計画どおりの配置に至っておりません。人員確保に向けた取組の改善や工夫が必要な状況でございます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。施政方針にうたっていながら残念な答弁の内容であります。 続けます。質問の要旨(4)②昨年度、補正減した要因についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和3年度2月補正にて特別支援教育補助者の報酬について、427万円の減額補正をさせていただきました。要因としましては、当初配置計画人数31人に対しまして、4月スタート時点では24人、5月は27人、6月は28人、7・8月は29人など、年度の前半期において、補助者の配置ができない状況が続き、年度後半においても途中退職が若干名おり、その後任者の配置ができないなど、当初の配置予定人数の採用に至らなかった報酬分427万円を減額補正させていただいたところです。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 これは要件緩和や勤務形態の拡充について取り組んできていらっしゃったのに、採用ができなかったというのは所管する教育委員会の努力不足だと本員は感じておりますけれども、教育長いかがでしょうかと本員は思っております。今回採用の要件緩和として、教員免許保持者でなくても可能となった意味合いの理解が薄いと感じております。本市教育委員会の調査報告によりますと、採用実績の延べ人数35人に対して、学校推薦応募者の人数がたった1人という実績値が示されております。これまで教員免許保持者だけでは採用が厳しい状況であったから要件緩和をしたにもかかわらず、任用した補助者は教員免許保持者が9割以上であり、学校推薦がたった1人という状況を鑑みますと、学校側に教育委員会がその趣旨をきちんと説明している状況には見えづらい状況であると本員は考えております。教育委員会は学校側にきちんと推薦協力依頼ができているのでしょうか。そこで確認する意味合いで質問をいたします。 質問の要旨(4)③教育委員会は小中学校へ指導的立場にあると考えますが、法的にはどのような位置づけか教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 教育委員会の職務権限につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第21条により、学校に関する人的管理、物的管理、運営管理についての幅広い事務を教育委員会が管理、執行することとされています。そのうち同条第1項第1号、学校の設置、管理、廃止に関することにおける学校管理権に基づいて、学校に対して必要な指示、指導、助言等を行っております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ということは、本市教育委員会は法的に学校管理権に基づいて、指導的立場にあると解されるわけです。つまり立場は上なのです。そして学校側は法的に教育委員会の指導に従うこととされているわけでありますから、学校側からの職務遅滞、不履行とは考えにくいのです。推薦が上がってきていない状況というのが。したがって、教育委員会の学校側に対する姿勢が問われているのだと考えて、次の質問に行きます。 通告書10ページ。質問の要旨(4)④学校現場に寄り添って指導できていらっしゃったのでしょうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 特別支援教育補助者につきまして、市の会計年度任用職員としまして、募集から任用まで教育委員会にて事務手続を進めております。その募集に当たってはハローワークなどへの募集に加えて、各学校の地域の方の中に協力できそうな方を紹介していただくなど、採用に向けて取り組んでいるところです。しかしながら、未配置の状況があり、学校現場に寄り添った指導が十分とは言えない状況にあるものと考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 指導部長、答弁ありがとうございました。まずは現状認識からスタートすることが大切だろうと考えまして、指導的立場にありながら、指導が十分でなかったという認識をしていただくことから次につながるものだと考えております。前向きな議論を本員は希望しておりますので、ここで本員から採用について御提言をさせていただきたいと思います。攻めの採用をして、人手不足の解消に挑戦してほしいという思いで申し上げたいと思います。これまで教育委員会はハローワークなどで募集をかけてきたのですけれども、募集という言葉、意味合いに本員は大変違和感を感じております、違和感であります。つまり募集するということは、たくさんの応募があって、面接を経て、やっていることは選択をしているだけなのです。だから選択をしているということは受け身の姿勢であります。これに対して採用というのは文字どおり「採る」と表記しますので、背極的に採りに行くという攻めの採用をしないと人出不足はなかなか解決しないのではないかと考えております。特に人事の採用については、組織のトップが積極的に関わらない限り、うまくいきにくく、人がわんさか余っていて、そして給料やボーナスががんがんある。がんがん上がっていく条件や時代であれば、普通に担当者に任せれば済むのです。だけど質の高い適任者を限られた条件で採用していくというのは、トップ自ら関わっていく本気度を見せていかない限り、働く人や子供たちの人生を左右する採用にはなかなか至りにくいと思います。そこで教育長、指導部長、施政方針にうたっている特別支援教育補助者の件でありますが、直接学校に御依頼に行ったことはありますでしょうか。そして一番学校関係者を知っている地域支援コーディネーターにお願いしたことはありますか。さらにその対象校の地域自治会長にこういう人物はいないかとお願いしに行ったことはありませんか。また、特別支援教育を受けている児童生徒が通っているであろう放課後児童デイサービスや、障がい者福祉事業関係者に相談に行きましたか。そして何より学校と頻繁に関わっている保護者たちに直接呼びかけたことはありますか。恐らくないと思います。旧態依然として、教員免許保持者とか、そういう方々に声かけをしたり、募集をかけていたわけでありましょう。それが課題だと言っているのです。打つべき手を打ち尽くして、それで学校側から推薦があって、採用に至らなかった現状ではなかったと思います。もう少し汗をかいて、工夫する余地はあるはずなのです。最後に聞きます。 質問の要旨(4)⑤今後の方針について教育長の御見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 こんにちは。それでは高橋 真議員の一般質問にお答えをいたします。 先ほど御指摘を受けました学校に直接足を運んだり、あるいは保護者の皆様にお願いをしたり、相談したりということは残念ながら私自身やっておりませんでした。ここは素直に反省をしたいと思っています。しかしながら、特別支援教育補助者や特別支援教育介助者等の学校への配置については、支援を要する児童生徒に関する生活支援や学校生活における安全性の確保、学習支援などを行う上ではとても重要な役割があるものと認識しております。教育委員会といたしましては、募集の在り方、採用の在り方などの工夫、改善は努めてきたというお話もさせていただきましたが、今後学校側との密接な連携、協力の下、予定人員の確保、それから人材の確保に努めることは大変重要だと認識をしているところです。先ほど議員のほうから募集ではなく、攻めの姿勢、採用するという姿勢に対する御提言がありました。確かに募集という言葉には選択、あるいは議員がおっしゃっていたように、受け身の話が中心になってくるかと思いますけれども、採用という言葉にはやはり攻めの姿勢、結果に対することにも目を向ける。あるいは視線を持つべきだと私自身理解をさせていただいたところです。人員確保の際に当たっては、やはり今、お話のあった採用という言葉、それは意識のありようとして、とても大切なポイントかと思っておりますので、しっかり受け止めさせていただきたいと思っております。今後とも学校の自主的な教育活動を尊重しながら、サポートを心がけながら、子供たちにとって何が大切かを第一に考え、私自身も含め、適切な指導や助言を通して、子供たち、そして学校に寄り添った支援に積極的に取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 教育長、御答弁ありがとうございました。もう少しだけ教育委員会の今後の本気の取組を見守りたいと思います。頑張ってください。 続きまして、質問の要旨(5)高齢者、障がい者の福祉について。施政方針19ページより抜粋しています。①相談支援の取り組みをうたっておりますが、具体的な内容についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 こんにちは。高橋 真議員の一般質問にお答えします。 障がい者の相談支援につきましては、国の障害者総合支援法の制度として、障がい者のサービス等利用計画を策定する計画相談支援事業があり、市の取組としましては、障がい者等の福祉に関する相談に幅広く対応する委託相談支援事業所を4か所設置するとともに、地域の関係機関とのネットワークの構築や相談員の人材育成などを担う基幹相談支援センターを設置し対応しているところでございます。一方、高齢者の相談支援といたしまして、高齢者やその御家族等により、生活や介護等に関する相談、支援を行う地域型地域包括支援センターを7か所設置し、地域型地域包括支援センターの後方支援等を行う基幹型地域包括支援センターを1か所設置し、対応しているところでございます。地域包括支援センターにおいて、障がい者等からの介護保険サービスの申請の際、65歳を迎えて障害サービスから介護サービスに移行するときに、サービス内容等が異なり、戸惑ったとの声もあることから、現在では障がい者の方については65歳到達前に計画相談によるサービスの違いの説明や、制度の移行調整を行っているところでございます。また、障がいと介護の連携としまして、地域支援担当、地域包括支援センター、障がい者等委託相談員や、計画相談員との合同の勉強会も行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。相談支援事業というのは大事なのです。選択肢がいろいろと広まったり、狭まったり、その役割というのは大きいと思います。 続けて、質問の要旨(5)②共生型サービスについてお伺いいたします。ア.共生型とは何かお尋ねしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 共生型サービスとは厚生労働省のホームページによりますと、介護保険サービス事業所が障害福祉サービスを提供しやすくする。または障害福祉サービス事業所が介護保険サービスを利用、提供しやすくすることを目的とした指定手続の特例として、平成30年に設けられた制度でございます。この特例を活用し、同一事業所において、介護保険サービスと障害福祉サービスの両方を提供することで、障がい者が65歳以上になっても同一事業所を継続利用できること。高齢者、障がい者とも利用できる事業所の選択肢が増えること。「介護」や「障害」といった枠組みに捉われず、多様化、複雑化している福祉ニーズに臨機応変に対応できることなど、各地域で発生している課題の解決や、掲げている目標の達成の一助になることが期待されております。もともとは共生型サービスの原型として、富山型デイサービスと呼ばれ、平成5年7月、富山県内初の民間デイサービス事業所このゆびとーまれが開設されたことが始まりだと言われております。民家を改修した小規模な建物で、対象者を限定せず、地域の身近な場所でデイサービスを提供した本施設は、既存の縦割り福祉にはない柔軟なサービスの形として開設当初から全国的に注目を集め、その後、国の特区制度を活用し、富山型デイサービス推進特区として適用された特例措置は、平成18年10月から全国において実施できるようになっております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。 本当に同じ空間で介護福祉と障害福祉が混ざっているというか、融和しているというか、本当にいい取組だと現場を見て本員は感じているのですが、過去に富山県に視察調査に行ったときに、この取組は本市でも広まってほしいということで、先進地事例として学びました。 質問の要旨(5)②イ.本市における実態とこれまでの取り組みについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 共生型サービスは介護保険サービスでいう訪問介護、通所介護、短期宿泊や、通い、訪問、泊まりといったサービスの組み合わせを一体的に提供するサービスであり、小規模多機能型居宅介護などが介護と障害のサービス相互に共通するサービスとして、対象としております。また、本市の事業者数については、沖縄県障害福祉課ホームページによると、令和4年度5月1日現在で介護事業所から共生型サービス事業を行っている事業所は5法人、13事業所となっております。また、介護保険事業所台帳より、障害福祉サービス事業所から共生型サービス事業を行っている事業所は3法人、3施設となっております。本市における共生型サービスは、平成30年に初めて指定を受けた事業所以降、毎年徐々に増加しているところでございます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。本市にも数にして合計19事業と出てきました。数年前まではゼロだっただろうと本員は考えております。ここまで広まったのには、何か有用性があるだろうと考えております。 質問の要旨(5)②ウ.有用性についての認識をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 共生型サービスの有用性については、先日市内2か所の共生型サービス事業所を視察した内容を含めて答弁いたします。視察した事業所では、利用している方々はどなたが障がいがある方なのか、介護サービスを受けている方なのか分からないほど生き生きとして活動されていたのが印象的でありました。事業所の方からは介護度や障がいの程度の現状維持、または改善している方もいらっしゃるとお聞きしております。いずれの事業所ともそれぞれの理念に基づき、特徴あるサービスを提供しており、高齢者や障がい者のサービスの選択肢が増えているものと認識を新たにしたところでございます。共生型サービスについては、介護や障害といった枠組みに捉われず、多様化、複雑化した福祉ニーズに臨機応変に対応できるもので、高齢者や障がいのある方や子供たちなど、地域のいろいろな方が交流し、お互いを支え合いながら成長できる地域共生の場の一つになっていくものと期待しております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。 介護度も現状維持、もしくは改善しているという元気な御高齢者、御高齢者というのですか、御貢献者というのですか、そういうモデルもあったというよい事例も出てきたと伺えます。実際に現場に視察に行った健康福祉部長、共生型という取組、様々な可能性を感じたのではないでしょうか。 質問の要旨(5)②エ.課題とは何かお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 事業所が感じている共生型サービスの課題としまして、国が実施した共生型サービスに関する実態調査によりますと、主に事業所の収入確保33.3%、利用者に提供するサービス内容27.3%、職員の教育や育成27.3%、制度や報酬面などの情報取得24.2%の課題を感じていることが分かっております。また、共生型サービスの普及に当たっては、共生型サービス事業の意義や、有用性などに関する周知が十分ではなく、共生型サービスの事業所はまだまだ少ないことから、認知度の向上が課題となっていると思われます。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 ありがとうございます。 この認知度が低い。これが課題の一つだと本員も感じております。例えば利用者がこのような共生型サービスを利用したいと思っていても、ケアマネジャーや相談支援事業所がよく知っていなければ、選択肢として情報を提供することができない状況も考えられ、何か機会損失になりそうだと考えております。 質問の要旨(5)②オ.ケアマネや相談支援事業所などへの周知啓発を図る必要があると考えますが、具体的な取り組みをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 共生型サービスの周知・啓発につきましては、先ほど申し上げました共生型サービスの創設の背景や、課題等を踏まえ、障がい者が65歳になっても使い慣れた事業所においてサービスを利用しやすくなる観点や、福祉に携わる人材に限りがある中、人材をうまく活用しながら適切にサービスの提供を行うという観点などから、高齢者や障がい者、障がい児等が共に利用できる共生型サービスの普及が必要であると考えております。つきましては、周知啓発の取組といたしまして、共生型サービスの制度、メリット及び対象サービス種類などの概要や、市内指定事業所一覧などを早速本市のホームページに掲載したところでございます。また、今後につきましては、毎年度開催している介護支援員、介護支援専門員に対する集団指導、ケアマネジャーに対する集団指導です。や、障がい者計画・委託相談員勉強会などでの活用、様々な方法で周知を図っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高橋 真議員。 ◆高橋真議員 健康福祉部長、答弁ありがとうございました。早速、本市のホームページに掲載するなど、前向きな御答弁でした。本当にありがとうございました。健康福祉部のように、部長のようにといいますか、フットワークが軽く、できることをすぐ取り組んでくださるこの反応力というのは、とても気持ちがいいなと感じております。本員の議員任期最後の質問が健康福祉部でよかったと心より感謝を申し上げたいと思います。これで質問は全部終わりました。最後になります。今回市長の施政方針の中で、本員が一番好きなフレーズが「ダイナミックに、そして情熱的に挑戦し続ける」という言葉でありましたが、今回3期目で変わりました。今回より、「ワクワクする沖縄市」という言葉が一番印象に残っております。これは1期目、2期目と比較すると、進化したイメージでありまして、次の時代を見据えた沖縄市像だと想像してしまいます。どうしたらワクワクできるか、それはやはり情熱を持って挑戦をずっと続けていくことだと思いました。本員もワクワクする未来を創っていく挑戦をこれまでも、そしてこれからも続けています。安心、躍動、沖縄市、やはりこういう言葉を最後に申し上げて、以上で高橋 真、一般質問を終わりたいと思います。4年間、通算すると3期12年間、皆様には大変にお世話になりました。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で高橋 真議員の一般質問を終わります。 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 皆さん、議席番号1番、会派躍進の島田 茂でございます。よろしくお願いいたします。まず市民の皆様、そして市長並びに市当局の皆様、そして議員諸兄の皆様、こんにちは。本日最後の一般質問とさせていただきます。まず所見からでございます。初めに、3期目桑江市長、御当選おめでとうございます。何人かの議員の方々からお祝いのメッセージをいただいていると思いますが、本員のメッセージが一番気持ちがこもっているのではないかと思っております。そして15年ほど前、桑江市長がコザタイガースの父母会長のときに、当時コザ小学校の生徒に「島田君の信州そばを食べさせてほしい」ということで御依頼がありました。そのとき総勢150人ぐらいコザ小学校の小学生が体育館でいらっしゃったときに、本員が信州そばを作らせていただいて、ざるそばですけれども、汁につけて食べる方法を含めて「教えてあげてちょうだい」ということが15年ぐらい前にございました。ざるそばというのは、ざるの上にそばが置いてあって、出汁があり、ネギを入れ、わさびを入れて、ちょっとつけて食べる。しかし、その当時の子供たちはざるを用意して、つけ汁をつけた途端に、つけ汁をざるの上に乗せて、かけて、まあかければ、ざるですのでこぼれます。こぼれたものをつけながら食べてという、そういう方法をあみ出した子供さんたちもいらっしゃいました。食べ方はいずれにしてもいいのですが、本土に行ったときに、つけ汁ですので、そばをざるから取ってつけて食べるという方法を多分、桑江市長が教えてあげたかったのかと思っております。当時から市長は、子供たちの健全育成に寄与されておりました。周りの方への御配慮も忘れずに、そして一貫して強い気持ちを持たれておりました。それは本員も見習うべき点だと思っております。 また、平田副市長、御就任おめでとうございます。平田副市長は野球をやられていたということをおっしゃっておりました。野球を通じて沖縄市の子供たちに健全育成を含め、寄与していただければと思っております。よろしくお願いいたします。 2期8年間でお世話になった方々には仲本兼明前副市長、そして仲宗根保彦前建設部長がいらっしゃいました。お二人は野球人で仲本前副市長はソフトボールをやられていたとおっしゃっていました。ピッチャーで背が高く、そして投げるスピードが相当早く、打者をばたばたと倒したと御本人がおっしゃっていました。いつも笑顔で目はきらきらさせて、野球教室を見学していただいたときには、非常にいつも、ふだんはちょっと強面ですけれども、子供たちみたいに野球を見たりすると笑顔がぽっとこぼれて、非常にやさしいお顔を思い出します。また、慰労会など、仲本前副市長はお酒がそんなに強くなかったかもしれませんが、すぐに真っ赤になって、ユンタクしながらお酒と一緒に、本員も含めて飲ませていただいたことを思い出します。いつも仲本前副市長とお話をさせていただいたときには、「そうね、そうね」という口癖がありました。話をいつも聞いてくれるときに、そのイメージがあって、あのイメージを本員はお友達と会っても、子供たちと会っても、「そうね、そうね」と真似をしながら、あのときの前副市長の顔を思い出して真似しようかと思っております。前建設部長の仲宗根保彦さんは、海邦町の御出身で、海邦町では模合を一緒にさせていただいた思い出がございます。仲宗根前建設部長も野球人でありました。いつも声がやさしく、人の意見をよく聞いてくださり、有言実行で事をすぐ動かしてくださった方だったと思っております。特に海邦町自治会の建設ではトップにいらっしゃって、いろいろと自治会の建設の段取りを教えていただいたという思い出がございます。また、マンタ公園を防災公園にしようということでも仲宗根前建設部長にお願いして、いろいろと動いていただいたという経緯がございます。建設予定地の周りの清掃とか、県と一緒に海邦町周辺の公園づくりに御尽力されておりました。本当に惜しい方をなくされたと思っております。御冥福をお祈りしたいと思います。ちょっとしんみりしましたが、すみませんでした。 それでは通告書に従い、一般質問をさせていただきます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時53分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時05分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 通告書12ページをよろしくお願いいたします。質問事項1.道路行政についてでございます。質問の要旨(1)県道20号線の冠水についてでございます。①ビジュル交差点から高原交差点まで道路の冠水が年々増加しております。雨量が多いときにはマンホールからの冠水が顕著で、車道では車の渋滞があり、歩行者にも危険がおよぶ可能性がございます。近年台風も大型になり、雨量も多くなっていくことを考えますと早急な対応が必要になります。排水作業のみでは対応が難しい状況と考えますが、ほかに何か選択肢がないかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 こんにちは。それでは島田議員の一般質問にお答えをいたします。 ビジュル交差点から高原交差点までの県道20号線につきましては、海抜が低い地域であるため、集中豪雨と満潮による高潮位が重なった場合、どうしても道路側溝から水路へ排水しきれず、冠水が発生することを確認いたしております。車両や歩行者への安全対策といたしましては、特に冠水が多く発生する愛聖クリニック前交差点、それからマックスバリュ泡瀬店前のマンホールふたの浮上防止型に切り替えるなどの対策を行っております。今後につきましては、浮上防止型のふたへ改修する範囲を広げるなどの対策を検討していくとともに、沖縄県に対しまして、道路側溝の排水機能を維持するため清掃等を要請してまいります。また、当該地域における抜本的な冠水対策といたしましては、高潮位対策と内水対策を総合的に検討する必要がございまして、水路のかさ上げや、逆流防止弁などの設置、様々な角度からシミュレーションを実施しているところでございます。当該地域の長年にわたる課題でございます冠水被害の軽減に向け、より実効性のある対策を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。部長がおっしゃるように、県道20号線のちょうど愛聖クリニック前とマックスバリュの前はいつも冠水が60センチぐらいになるのです。軽自動車のアクセルを踏む位置ぐらいまでは冠水して、いつもおばさんたちが排水コップというのですか、いつもバケツを用意しているという話をよく聞くものですから、どうしても海抜ゼロということになりますと、先ほど部長がおっしゃったように、高潮位の対策と内水対策、この方法しかありません。ですから大雨になる前に予防という形で、あの辺に何か設置できるような、排水をすぐにしてもらえるような設置があればいいのではないかと思うときもあるのですが、冠水になってから軽自動車がぼんと入って、信号の中に入っていったときに安全が確保できないというところがよく見られたものですから、ぜひとも予防対策をしていただきたいと思います。 質問事項2.市立図書館についてでございます。質問の要旨(1)市立図書館の分館についてでございます。①東部地域は、11自治会の人口が約5万人で沖縄市の人口の約3分の1以上を占めております。地域の方々から老若男女問わず身近で気軽に行ける場所に図書館が欲しいとの要望がございました。東部地域にはぜひ図書館分館が必要と思いますがいかがか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。島田 茂議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄市立図書館は平成29年、周辺地域への波及効果などを踏まえ、BCコザにてサービスを開始し、5周年を迎えています。しかしながら、いまだ蔵書数が目標に達していないことから、当面は市立図書館の充実に注力してまいりたいと考えております。東部地域につきましては、移動図書館ちえぞう君のステーションを9か所配置しており、今後も引き続き老若男女の皆様が広く御利用いただけるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。 再質問をさせていただきたいと思います。本市東部地域に防災拠点を整備する際に、東部地域から要望のある図書館機能が継承できる施設を追加すべきと考えております。東部地域の防災拠点の整備についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 こんにちは。島田 茂議員の一般質問にお答えさせていただきます。 東部地域の防災拠点につきましては、平成29年7月に国土交通省より示された津波避難ビルの基準見直しを踏まえて、防災拠点施設の整備について検討を行う必要があると考えております。現在新たに示された基準等を踏まえながら、調査研究を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。平成29年7月に国土交通省より示された津波避難ビルの基準見直しがありました。そこから東部地域の避難ビルは、あの場所には設置できないということで、今、検討中ということです。避難ビルは海岸端というか、海岸に近いところで、漁港にも近いと、あの周辺にぜひ欲しいという漁業組合の組合長もおっしゃっておりましたので、ぜひ検討していただきたいのと、再々質問がございますが、そのときにお聞きしたいと思います。 再々質問ですが、東部地域の文化・芸能を継承できる施設の整備について、どのようにお考えになっていますでしょうか。これは宮城 浩議員もおっしゃっておりましたが、いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 島田 茂議員の御質問にお答えいたします。 現在、新たな文化施設の整備計画はございませんが、東部地域におきましては、無形文化財として、国の指定を受けた泡瀬京太郎や、古謝獅子舞保存会において、文化芸能の保存・継承の取組がなされていると伺っております。御質問の文化・芸能を継承できる施設の整備につきましては、市漁協において策定されました(仮称)泡瀬漁港新施設基本計画の新施設整備に関する調査研究を進める中で、文化・芸能の保存・継承の機能についても盛り込むことができるか、研究してまいります。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 ありがとうございます。先月でしたか、漁業組合長に呼ばれまして、議員さんを呼んで、泡瀬漁港の振興地区基本計画の中で、文化・芸能、あるいは防災に対して大事な拠点といいますか、それも全て含まれた施設が欲しいという御提案もありました。泡瀬漁港の新施設基本計画の中に、文化芸能の保存・継承機能について盛り込むということは必ず入れていただきたいという要望がございましたので、よろしくお願いいたします。 質問事項3.防災行政についてでございます。質問の要旨(1)沖縄市の最年少防災士及び最年少防災リーダーについてお伺いいたします。6月1日の新聞に「県内で最年少12歳の防災士」という見出しで記事が掲載されました。沖縄市から最年少の防災士が誕生したということは、それだけ沖縄市の防災意識が高いということに例えられると本員は理解しております。①本市防災力を高めるために若い人材の防災士資格取得者を増やし、自主防災リーダーを育成する必要があると思います。行政の立場からどのように支援できるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 このたび県内最年少となる本市在住の12歳の中学生防災士が誕生したことは地域防災力を高める上で大変心強く、また、地域における防災にかかる若きリーダーとして、今後の活躍に大きな期待を寄せているところでございます。本市ではこうした地域で活躍する防災知識を有した人材を育成するため、3万円を上限に防災士資格の取得にかかる費用の2分の1の支援を行っております。地域における防災人材を育成するためには、自助・共助の輪を広げる上で大変重要なことであり、防災士資格取得者の増加による地域防災力の向上に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。12歳の中学生が最年少で防災士になったという新聞を本員も見させていただいて、中学生が小学生を、高校生が中学生を、子供たちが意思を持ちながら教えていくという順序立った、何といいますか、高校生、中学生、小学生とこういう段階で、大人が勧誘するのもいいのですが、取りあえずその子供たちが自主的に教えてあげられるような、そういうシステムも行政として考えていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 再質問でございます。12歳の中学生が防災士を取得し、その中学生の防災士が小学生に防災の知識の普及啓発を行うと伺っております。若い人が防災知識を普及啓発することで、さらに若い小学生にとってもよい刺激になると考えております。このような若い防災士が活躍できるよう行政としてどのような支援が可能なのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 去る6月22日に泡瀬小学校防災講義において、今回県内最年少として防災士資格を取得した中学生が講師となり、防災に関する様々な啓発活動が行われたと伺っております。防災教育の場において、非常にすばらしい取組であると感じております。防災士の資格取得者を増やすことに加え、こうした若い優秀な人材が防災教育の場などにおいて、広く活躍できる環境づくりを行うことも重要であることから、今後はどのような支援が可能かどうかも含めまして、関係機関と連携をして取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。 小学校において、泡瀬小学校のようなクラブ活動、防災クラブが市内にもう少したくさんできて、子供たちが教えていってあげるような、そういう教育がぜひ必要かと思います。もっと防災力も高まる。そういう教育になると思いますので、行政としてもぜひ指導していってあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは通告書13ページでございます。質問事項4.沖縄市の防災についてでございます。質問の要旨(1)避難所開設キットを用いた避難所開設訓練についてでございます。名護市が昨年総務省消防庁の「消防団・自主防災組織等連携促進支援事業」を活用して、名護市自主防災組織防災リーダー育成事業を実施いたしました。これに有効性を確認した名護市では市内11校に避難所開設キットを導入する予定と聞いております。①避難所開設キットとはどのように使用するものなのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 大規模災害が発生した場合には、多くの方々が被災することが想定される中、避難所の開設、運営に当たっては、誰でも適切に対応できる仕組みを構築することが必要と考えております。議員よりありました避難所開設キットにつきましては、キット内にある各種マニュアルに従って作業を進めることで、あらかじめ定められた避難所運営者でなくても誰でも適切に避難所を開設することができる支援ツールであると伺っております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。 本員も開設キットを使ったことがあるのですが、マニュアルがあって、小学生、中学生でも小さな子供たちがマニュアルに沿って運行していけば、何といいますか、例えばトイレがここ、ベットがここ、ペットはここだよと。非常にセット的なもので簡易になっていますので、必要性があるものだと思いますから、その支援ツールはぜひ欲しいかと思っております。 次に行きます。質問の要旨(1)②仮に、大規模災害が発生したと仮定すれば、本市災害対策本部も混乱することが考えられます。「自治会、自主防災組織による避難所の自主運営」という内容が本市の地域防災計画に掲げられています。自治会・自主防災組織の住民並びに法人が、避難所開設キットを用いた避難所開設訓練を行ってみてはいかがかと思います。いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 本市では台風等の災害時に使用するための避難所開設マニュアルの整備は行っておりますが、大規模災害時を想定した各学校における避難所開設キットなどの整備には至っておりません。議員御提案のキットを用いた訓練の実施などにつきまして、まずは大規模災害時に緊急避難所として位置づけられている市内各学校において、避難所の開設手法や運用の在り方について整理を行うとともに、支援ツール等の整備に向けて、先進地の事例等を踏まえ、情報収集に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 御答弁ありがとうございます。 ここで御提案させていただきます。大規模災害時においては、必ずしも避難所運営ができる人が被災しないというわけではございません。そして誰でも避難所運営ができるように、避難所開設が円滑にできる避難所開設キットについては、本市において整備するべきものと考えます。そのため当局には早期に避難所運営キットを装備していただきたいという要望でございますが、いかがでしょうか。整備するように要望いたします。ぜひ設置するようにしてください。よろしくお願いいたします。 それでは最後になります。本員このたび任期満了をもちまして、沖縄市議会議員を退任することとなりました。在職2期8年の間、大過なく務めることができましたのは、ひとえに大切な1票を投じ、御支援くださった市民の皆様、各機関の皆様、議員諸兄の皆様の公私にわたる御厚情と御指導のたまものと深く感謝申し上げます。在職8年の間、地域からの御意見、御要望を市政の場に速やかに届けることに努めるとともに、青少年の健全育成、防災組織の立ち上げ、沖縄市とふるさと長野県阿智村との文化、経済交流等に力を注いでまいりました。今後は医療の現場から沖縄市民の健康長寿の一助となれますように、また、沖縄市のさらなる発展を応援する活動を続けてまいる所存でございます。皆様には今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻を承りますようお願い申し上げます。むすびに、皆様のますますの御健勝、御発展を心よりお祈り申し上げ、お礼方々退任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。それでは皆様、この2期8年間、またちょっと湿気っぽくなりましたが、前向きにいきたいと思いますので、ぜひ沖縄市がもっともっと発展できるように祈願申し上げます。本当にありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で島田 茂議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時33分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時33分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日は、これをもちまして延会したいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日7月6日水曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 3時33分)...